ベルコ認知症サポートでは認知症や物忘れの改善や予防に役立つ方法、診断テストなどの発信を行っております。医師監修の情報をはじめ進行を抑えるための情報を掲載していますので、ご自身はもちろんご家族のことなどでお悩みの方もぜひご覧ください。 ベルコ認知症サポートでは認知症や物忘れの改善や予防に役立つ方法、診断テストなどの発信を行っております。医師監修の情報をはじめ進行を抑えるための情報を掲載していますので、ご自身はもちろんご家族のことなどでお悩みの方もぜひご覧ください。

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認知症テストの種類2つ!チェックリストを使って認知症を予防しよう

認知症テストの種類2つ!チェックリストを使って認知症を予防しよう

「認知症のテストってどうやるの?」「認知症になりたくない!認知症テストをどう活用したらいい?」

このように悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか。

認知症テストは、認知機能の変化を早期に発見でき、「認知症の予防に有効な手段の1つ」です。

ただし、認知症テストにはさまざまな種類があるため、活用方法がわからないことも多いでしょう。

そこで本記事では、認知症テストの種類チェックリストの活用方法について解説します。

認知症テストを受ける必要性

認知症テストを受ける必要性
認知症テストを受けることは、認知症を予防するために必要です。

というのも、認知症テストで認知機能の低下を早く発見できると、症状の進行を遅らせたり認知症を予防したりすることが期待できるからです。

厚生労働省の「あたまとからだを元気にするMCIハンドブック」によると、認知症になる手前の軽度認知障害(MCI)の段階であれば、適切に対処すると約16〜41%の人が1年以内に健常な状態に回復するとされています。

そのため、MCIに早く気づいて認知症予防の対策をとれば、もとの状態に戻ったり認知症への移行を予防できたりする可能性が高まるでしょう。

こうしたことから、認知症テストで認知機能の変化をいち早くとらえることが重要です。

また「若年性認知症」という病気があることから、認知症は高齢者だけでなくだれにでも起こりうる病気です。

まだ若いからと油断せず、もの忘れが多くなったと感じたら認知症テストを受けてみましょう。

認知症テストの2つの種類

認知症テストの2つの種類
医療機関で行われる主な認知症のテストには以下があります。

  • 1.改定長谷川式簡易知能評価(HDS-R)
  • 2.ミニメンタルステート検査(MMSE)

どちらの検査も、認知症と診断するものではないことが注意点です。

それぞれくわしく解説します。

認知症テスト①改訂長谷川式簡易知能評価(HDS-R)

改訂長谷川式認知症スケール(HDS-R)は、認知症の疑いがあるのか、症状の程度はどのくらいかを推測できる認知症テストです。

医師の長谷川和夫氏によって、認知症の簡易チェックのために開発されました。

記憶力に重点がおかれ、アルツハイマー型認知症の検出にすぐれていることが特徴です。

多くの医療機関で使用されているテストで、MMSEとともに代表的な認知症テストと言えるでしょう。

認知症テスト②ミニメンタルステート検査(MMSE)

ミニメンタルステート検査(MMSE)は、世界各国で用いられている神経心理検査です。

MMSEでは、以下の項目を調査して認知機能を評価します。

  • 計算
  • 物品呼称
  • 文章復唱
  • 書字命令
  • 文章書字
  • 図形模写
  • 3段階の口頭命令
  • 時間や場所の見当識
  • 3単語の即時再生と遅延再生

MMSEは認知機能を幅広く評価できる一方、HDS-Rよりも学歴や職歴の影響を受けやすいことや正しい検査が行われないことがデメリットです。

自宅でできる認知症の初期症状チェックリスト

自宅でできる認知症の初期症状チェックリスト
自宅でできる認知症の初期症状のチェックリストをご用意しました。

チェックリストで確認し、自分の認知機能を知りましょう。

  • 電話をかけられない
  • 1人で買い物にいけない
  • お金の出し入れが1人でできない
  • 5分前の話を思い出せない
  • どこに物を置いたかわからなくなる
  • 喜怒哀楽の感情が激しくなっている
  • 言おうとする言葉がすぐにでてこない
  • 公共料金や家賃などの支払いが1人でできない
  • バスや電車などを使って1人で外出できない
  • 今日が何月何日なのかわからないときがある
  • 好きなことへの興味がわかないことが増えた
  • 周囲から「いつも同じ話をする」と言われる
  • ほうきや掃除機を使って1人で掃除ができない

参考:自分でできる認知症の気づきチェックリスト | 東京都の認知症ポータルサイト とうきょう認知症ナビ[3]

あてはまる数が多いほど、認知機能の低下が疑われます。

認知症の初期症状は「最近もの忘れが多くなった気がする」くらいで、自分でも気づきにくいです。

こうしたチェックリストを用いることで、自分の認知機能をあらためて評価できるため、認知機能の変化をいち早く発見できるでしょう。

認知症テストで自分を知り早期に予防しましょう

認知症テストは認知症予防に有効な手段の1つです。

認知機能の低下を早く見つけることで、認知症の予防や症状の進行を遅らせることが期待できます。

そのために、認知症テストで自分の認知機能のベースラインを知ることが重要です。

そこで「ベルコメンバーズアプリ」をご活用ください。

ベルコメンバーズアプリでは、いつでも簡単に認知症テストを無料で受けられます。

過去のテスト結果との比較も自動で行われるので、認知機能の低下の早期発見に役立ちます。

認知症予防に役立つ認知症テストで自分を知り、ベルコメンバーズアプリを活用して認知機能の低下を見逃さないようにしましょう。

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