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2023.07.31 コロナ禍における葬儀に関するアンケート調査結果 第1弾:喪主等経験層に対するアンケート結果報告

この度、コロナ禍により葬儀の簡素化が進んだと言われている中、コロナ禍3年間における葬儀の実態を把握すべく、この間に「喪主(喪主に準じた立場の方を含む)となられた方」、同「葬儀に参列された方や葬儀経験のない方」に対する意識アンケート調査を実施し、合計1,768名の方から回答を得ました。

 

今後、同アンケート調査結果を以下の通り、順次公表してまいります。

①  「喪主(喪主に準じた立場の方を含む;以下「喪主等」)経験層」へのアンケート結果報告(7月31日公表)

②  喪主等経験以外の「葬儀参列経験あり、同経験なし層」(以下、「喪主等以外層」)へのアンケート結果報告(8月3日公表予定)

③  「喪主等経験層」と「喪主等以外層」における葬儀に対する意識比較報告(8月10日公表予定)

 

 ベルコグループとしては、本調査結果が今後、葬儀を執り行われる方の参考になるとともに、ご逝去された方との充分なお別れに繋がっていければと願っております。



上記アンケート結果報告の第1弾「喪主等経験層に対するアンケート」結果の概要は次頁の通りです。


Ⅰ.コロナ禍で行われた葬儀の主流は「家族葬」だが、地域別・逝去された方の年齢によっても異なる

・     コロナ禍3年における喪主等が務められた葬儀の形態を聞いたところ、「家族葬」が55.1%と最も多く、続いて一般葬が34.4%となった。

・     しかし、地域別と逝去された方の年齢層の区分でみてみると、地域別では「北海道と九州地方」において、一般葬の比率が家族葬を上回る結果となった。逝去された方の年齢層でも「50代以下・60代男性、60代女性」で一般葬が主流となっている結果であった。

 

Ⅱ.コロナ禍で行われた葬儀の喪主等の満足度は77%超と高い数値

・     喪主等に葬儀の満足・不満を聞いたところ、「満足」「どちらかと言うと満足」の合計割合が77.5%となり、不満(どちらかと言うとを含む)の5.6%を大幅に上回った。

・     満足(どちらかと言うとを含む)と回答した方のうち、最も多かった理由は、「葬儀社・葬儀スタッフの対応が良かった」が最も多く(69.5%)、続いて「故人と充分なお別れができた」「遺族の負担が少なかった」であった

・     逆に、不満(どちらかと言うとを含む)と回答した方のうち、「葬儀費用の観点」が53.1%と最も多かった。

 

 Ⅲ.コロナ禍で行われた葬儀の総額費用の平均は約113万円

・     喪主等に葬儀に掛かった総額費用を確認したところ、全体では、「50万円以上~100万円未満」が最も多く、続いて「100万円以上~150万円未満」となっており、簡易的に算出した葬儀の総額費用平均は、約113万円となった。

・     一般的には「一般葬⇒家族葬⇒一日葬⇒直葬・火葬式の順で総額費用は抑えられる」と言われているが、葬儀の総額費用を葬儀の形態別にみてみると、一般葬では、50万円以上で50万円毎の価格帯に各々約20%前後と幅広い分布での回答比率となっているのに対し、家族葬では、100万円以上の価格と回答した比率合計が約41%と意外に高い数値となった。

 

 Ⅳ.葬儀の事前準備をしている方の割合は少ないが、している方の満足度は高い

・     葬儀の事前準備については、「していない方」は65.6%となり、「している方」が34.4%と少数派であった。

しかし、上記Ⅱで記載の葬儀執り行い時の「満足」と回答された方との相関を確認してみると、事前準備をしていた方の満足度は約4割と平均よりも高くなっていた。


詳細はPDFをご参照ください。


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