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2023.08.10 コロナ禍における葬儀に関するアンケート調査結果第3弾:喪主等経験層と喪主等以外層における葬儀に対する意識比較報告

この度、コロナ禍により葬儀の簡素化が進んだと言われている中、コロナ禍3年間における葬儀の実態を把握すべく、この間に「喪主(喪主に準じた立場の方を含む)となられた方」、同「葬儀に参列された方や葬儀経験のない方」に対する意識アンケート調査を実施し、合計1,768名の方から回答を得ました。

 

今後、同アンケート調査結果を以下の通り、順次公表しています。

①  「喪主(喪主に準じた立場の方を含む;以下「喪主等」)経験層」へのアンケート結果報告(7月31日公表済)

②  喪主等経験以外の「葬儀参列経験あり、同経験なし層」(以下、「喪主等以外層」)へのアンケート結果報告(8月3日公表済)

③  「喪主等経験層」と「喪主等以外層」における葬儀に対する意識比較報告(8月10日公表)

 

 ベルコグループとしては、本調査結果が今後、葬儀を執り行われる方の参考になるとともに、ご逝去された方との充分なお別れに繋がっていければと願っております。



上記アンケート結果報告の第3弾では、これまで報告した「喪主等経験層」および「喪主等以外層」へのアンケートから比較できる内容について報告いたします。その概要は以下の通りです。

Ⅰ.コロナ禍で実際行われた葬儀と今後想定される葬儀では大きな違い

・今回のアンケートでは、「喪主等経験層」と「喪主等以外層」にわけて実施しているが、葬儀(形態)に関しては、実際の葬儀、今後の想定される葬儀など、各々以下の質問を行った。


喪主等経験層    ① コロナ禍(3年間)に実際に執り行った葬儀

          ② コロナ禍でなければ執り行いたい葬儀


喪主等以外層    ③ もし喪主等になったら執り行いたい葬儀

          ④ ご自身が希望する葬儀

・その結果、「一般葬」の回答比率に喪主等経験層(30%台)と喪主等以外層(10%以内)で大きな差異が認められた。しかし、想定の質問となる②、③、④については、一般葬の回答比率減少分が他の葬儀形態に移行したというより、「特に希望はない/わからない」という回答が増えている結果となった。


Ⅱ.葬儀の事前準備は「喪主等」と「喪主等以外」ともに大半は「事前準備なし」という結果に

・喪主等および喪主等以外の方に葬儀の事前準備の有無を聞いたところ、双方ともに「事前準備なし」が過半数以上を占める結果となった。



 Ⅲ.コロナ禍の葬儀簡素化傾向に対する意識にも喪主等と喪主等以外では大きな違い

・今回のアンケートでは、喪主等および喪主等以外の方に「コロナ禍で認められた葬儀の簡素化傾向」についての考えを聞いている。その結果は、喪主等経験層と喪主等以外層では、以下のように回答傾向には大きな違いが認められた。

① 喪主等経験層で喪主等以外層と比較して多かった回答は、コロナ禍という現状を理解した上での葬儀であったと思われる「葬儀の簡素化は流行っているので仕方がない(38.5%)」「コロナ禍は参列者への配慮からやむを得ない(46.8%)」であった。

②喪主等以外層で喪主等経験層と比較して多かった回答は、今後、自らが経験するであろう葬儀を意識されているのか、「故人の遺志を尊重すべき(34.8%)」「遺族の考えを尊重すべき(32.5%)」であった。


詳細はPDFをご参照ください。


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