特別養護老人ホームかすみの里で法話イベントを開催

ベルコ三重祭典四日市では、配偶者に先立たれた入居者の方が、自室でそれぞれ淋しそうに故人を偲んでいる姿を見かけた施設職員の方から、「同じ思いをしている皆が集まって一緒に弔うことは出来ないだろうか」とご相談いただきこの企画が始まりました。

宗派問わず、偲ぶ気持ちが大切だと賛同いただけるご寺院様方の協力を得て、イベントを実施しました。参加された皆様は、一生懸命読経され、また、真剣な眼差しで時折頷きながら法話を聞き入っておられました。

大切な方の事を思い出し、感極まって涙を流されていた方もおられました。

入居者の皆様からは「同じ境遇の皆さんと一緒に過ごす事で、少し気持ちが和らいだ。」「みんなでお経を読んだり、お坊さんのお話を聞かせて頂いて、穏やかな気持ちになった。」と仰っていただきました。

また、施設職員様からは、「参加された皆さんが嬉しそうにしておられたので良かったです。」、「入居者の方々の心のケアとして、定期的に行いたい良い企画だと思います。」などの有り難いお言葉をいただきました。